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これは今から10年以上も前の私の引越し体験になります。
まだ当時はインターネットもそれほど普及しておらず、私の自宅にもパソコンがありませんでした。
そうした状況なので、当時は引越し業者に電話をして部屋の大まかな荷物の概要を伝えたり、あるいは直接業者さんに部屋に来てもらって引越し費用を見積もってもらうというやり方が一般的でした。
4～5社に見積もってもらった結果、一番安かった「孫悟空マークのアーク引越センター」にお願いすることにしました。
その頃は結婚したばかりだったので、二人で住むための新居への引越しです。
実質的な荷物は私ひとり分の荷物で、大きなものと言えば、ベッド、テレビ、本棚、ソファ、冷蔵庫、洗濯機くらいなものでしたので、スタッフさんは2名お願いしました。
移動距離も同じ横浜市内での引越しですので、なるべく安く済ませたいという思いも強かったのです。
さて、引越しの当日ですが、スタッフとして来たのが年配でご夫婦のような男女一組。
ちょっと嫌な予感がしたのですが、予感的中！
女性が運ぶのは重量の軽い小物ばかりで、「ちょっと兄ちゃん手伝ってくれや～」とおじさんに声をかけられ、大物はすべて私とおじさんで運びました。
朝の10時くらいから始めて終わったのは4時くらい。
私は汗だくぐったり放心状態で引越しを終えましたが、スタッフさん以上の働きをしているから当然でしょう。
それ以来、引越しは多少お金がかかっても、スタッフがしっかりやってくれる業者を選ぶようにしています。