見積書の記載事項

以下の内容は、引越しの際に一般的に記載されるべき項目です。
お手持ちの見積り書や契約書と照らし合わせて確認してみてください。

引越し業者

引越し業者の事業者名・事業許可番号・所在地・電話番号・見積り担当者の氏名と連絡先・荷物の破損事故などが起こった時の事故担当者など。
トラック運送事業許可の無い業者や、許可番号の記載が無いなどの無許可業者には、引越しを依頼してはいけません。
また、「貨物軽自動車運送業事業者」は、最大積載量350kgまでといった制約があります。
「貨物軽自動車運送業事業者」によるこの積載量を超えたトラックでの見積りも違法です。

取引先保険会社

保険会社名、補償限度額、実際に荷物に破損があった場合の対応など。
取引先保険会社が記載されていない見積書を出す業者は、保険会社との取引がない可能性があり、その様な引越し業者は、万が一事故にあった際、補償をしてくれない危険性が高くとても危険です。
避けたほうが無難でしょう。

引越し当事者の住所・電話番号

引越し当事者の電話番号・旧住所・新住所・その住居形態。
積地・降し地が複数ある場合は、その全ての場所。

作業日時

引越し日、午前便か午後便かなど。

梱包資材

ダンボールやハンガーBOXなどの種別・数量、それが買取なのかレンタルなのか、有料か無料かなどが明確なっているか。
一式で○○○円といった記載をしている引越し業者には気を付けましょう。

作業内容

引越し業者がどのような作業を行ってくれるのかが明確になっているか。
どちらが梱包や荷解きをするのか、家具の分解や組み立てをするのかなどの作業範囲を、荷物ごとに記入してもらってください。
互いの見識の相違を無くし、トラブルを防ぐために最も重要な記載内容です。

養生

荷物の搬出・搬入の際に、壁や床などを養生してくれるか。
それは有料なのか無料なのか。
特にマンションや新築への引越しの場合はよく確認し、必ず作業前に養生してもらってください。
養生を拒む引越し業者は、避けたほうがよいでしょう。

荷物のリスト

自家用車で運べないような荷物を積み残されないために、必ず記入してもらいましょう。
大物優先や1車積み切りなどの割引を利用する場合は、この項目は重要になってきます。
小さな家具をはじめ、見落としがちな庭先の物置や自転車、植木など、すべて漏らさず記入されているか確認しましょう。
メールや電話での見積り時に、見積金額を安くするために少なく申告するなどしてしまうと、後々のトラブルの原因になります。

引越し料金

使用するトラックの大きさ、台数などとその基本料金。
また、荷物が積みきれない場合の対応やその場合の料金など、引越し当日に追加料金が発生する可能性があるのか、支払方法や支払時期など。

支払い方法

現金支払いなのかカード支払いなのか、また元払いなのか着払いなのか、などの支払い方法に関する事項が明文化されています。

付帯サービス(オプションサービス)

梱包サービスやエアコンの脱着、荷物の殺虫消毒など、頼んだオプションが全て見積書に明記されているか、料金はいくらなのか、しっかりと明記されているかを確認しておきましょう。
この付帯サービスについては、とてもトラブルが多いようです。
サービスとして無料で実施して貰うなど、言った言わないなどのトラブルにならぬように、見積書の記載は必ず確認しておきましょう。

実費の有無

引越しスタッフの人数・料金、有料道路の料金やフェリーの料金など、実際に発生する費用がある場合、その料金が記入されます。
見積りの際、実費が発生する可能性があるか、もし発生するのであれば誰が費用を負担するのかを明記してもらいましょう。
引越し当日に引越し作業スタッフの人数が増減した場合についての料金の変動なども明記してもらうと安心です。

解約・延期手数料

荷物の受取日の前日の場合は、見積書に記載した運賃の10%(以内)。
荷物の受取日の当日の場合は、見積書に記載した運賃の20%(以内)。
見積書に明記してあり、すでに発生してしまった費用は負担する義務があります。

個人情報について

見積書に記載されている情報は個人情報にあたります。
「個人情報保護方針」や「個人情報の取り扱いについて」など、個人情報の利用の目的や管理の方法などがきちんと明記されているか確認しましょう。
これらの記載が無く、問い合わせても答えないような引越し業者は、あなたの個人情報をどこに流出させるか分りません。依頼しない方が無難でしょう。

特記事項

マンション等への一斉入居の時や、傷つきやすい物・壊れやすい物・貴重品がある場合など、事前に引越し業者に伝えておく必要があります。
それらの事項がきちんと明記されているか確認しておきましょう。

その他

その他、少しでも疑問に思うことがあれば引越し業者に確認し、見積書に明記してもらいましょう。

安い引越し業者に決めるための第一歩です。

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