引越しトラブルQ&A

引越しの契約をしょうとしたら、内金を要求されましたが、幾ら位支払えばよいですか?

引越しの契約をする際に、「手付金」や「内金」は一切必要ありません。
標準引越し約款の第三条第5項でもその旨がはっきりと謳ってあります。
これらの手付金や内金を要求する引越し業者がいるとしたら、それはキャンセルを抑止するためだと思われます。
このような引越し業者と契約することは、避けた方が無難かもしれません。
見積書に、費用の支払いについての記載があるはずですので確認し、そのタイミングで支払えばそれで足ります。

引越し予定日の1週間前に引越しを依頼したのですが、その4日後にキャンセルをしたところ、見積り総額の20%のキャンセル料を請求されました。
支払わなければいけませんか?

キャンセル料は、引越し当日の前日は10%以内、当日のキャンセルは20%以内、この範囲内に限って請求できます。
この場合のように、引越し予定日の3日前にキャンセルした場合、キャンセル料を請求することは出来ません。
よって、支払う必要はありません。
契約時に提示されるべき「引越し約款」に基づき、全く支払う必要はありません。
「引越し約款」は、一般的には見積書の裏面などに記載されていることが多いようです。

キャンセル料は「見積書」に記載した届出運賃の10%以内(前日キャンセル)、又は20%以内(当日キャンセル)であり、運賃に加えて付帯料金も含めた総額の2割とすることは出来ません。
あくまでも、「届出運賃」の10%以内又は20%以内とされています。
いずれにしても、この請求は約款を逸脱していますので、きっぱりと断りましょう。

なお、業者が契約を前提にサービスで置いて行った段ボールを使用した場合など、既に発生してしまった費用については、全額負担する必要がありますので注意してください。

引越し後、3ヶ月経過した後に取り出した家具に傷が付いていたため、引越し業者に苦情を申し立てましたが、一切弁償してくれません。

標準引越約款の第二十五条には、以下のように記載されています。
「荷物の一部の滅失又はき損についての当店の責任は、荷物を引き渡した日から三月以内に通知を発しない限り消滅します。」
つまり、この場合は3ヶ月を経過してしまっていますので、例え損害賠償を請求しても弁償してもらうことはできないでしょう。
引越し業者に対して荷物の紛失や毀損の責任を問うためには、引越しが終わったら遅くとも3ヶ月が経過する前に梱包を解き荷物の状態を確認し、紛失や毀損を引越し業者に通知する必要があります。
可能な限り早めに、全ての梱包を解いて荷物を確認しておきましょう。

突然急な引越しを行うことになり、下見をしてもらった上ので見積りを取ることができませんでした。電話により、7万円との見積りを受けましたが、最終清算時には、10万円の引越し費用を請求されました。
差額の3万円は支払うべきでしょうか。

標準引越し約款の第三条には、引越し業者はしっかりとした見積りを行った上で、見積書を発行しなければならないとされています。
この見積りの義務付けは利用者保護に役立つばかりでなく、引越し業者にとっても見積もりをしっかりと行っておかなければ、後で運賃額が見積額を上回ることがわかっても請求できないこととなっています。
荷物の量・荷造りの範囲・引越しの距離などについて、引越し当事者が電話で説明した条件どおりであった場合、引越し業者に約束した運賃を超える引越し費用を支払う必要はありません。

但し、電話で荷物の量や引越しの移動距離を少なく伝えていた場合など、自分の都合によって電話で話した条件と実際の条件が異なっていた場合には、事業者からその分の追加料金を請求されることになります。
引越しの条件を伝える際には、後々のトラブルとならないように事実を正確に伝えましょう。

また当サイトでは、ネットによる見積りを取得した後に、実際に引越し業者に来てもらうことによる訪問見積りをお勧めしています。
これによって、ネットで入力した荷物の量と、実際に運んでもらう荷物の量の差異からくる違いでのトラブルも防止することができます。
詳しくは、こちらのページ「訪問見積りで業者を見抜く!」をご覧ください。

植木鉢を一緒に運んでもらうつもりでしたが、引越し業者断られました。

あてにしていたので大変困りました。

標準引越約款第四条第2項では、以下のものについては、運送にあたって特殊な管理を要するため、他の荷物と同様に運送することに適さないもの等引越運送としての引受を拒絶することができることとなっています。

  1. 現金、有価証券、宝石貴金属、預金通帳、キャッシュカード、印鑑等荷送人において携帯することのできる貴重品
  2. 火薬類その他危険品、不潔な物品等他の荷物に損害を及ぼす恐れのあるもの
  3. 動植物、ピアノ、美術品、骨董品等

植木についても、上記【3】にあるように引越し業者は引越運送として他の荷物とともに運送することを拒絶することができます。

但し、約款上は断ることのできる荷物でも、引越し業者が特約として運送を引き受ける場合もあります。
この場合でも運送条件や運賃などは事前にきちんと確認しておいて下さい。
無条件に何でも引越し業者が運んでくれる訳ではありませんので注意してください。

雨天の場合でも引越しは行われますか?

ほとんどの場合、雨が降っても通常の引越しであれば予定通りに行われると考えておいて下さい。
この場合は、家からトラックに積むまでの間など、ある程度荷物が雨に濡れることは覚悟しておき、雨が降りそうな場合や梅雨の時期などには、雨が降っても平気なように梱包しておきましょう。
特に、電化製品は雨に濡れてしまうと故障してしまう場合があります。
エアパッキンなどでの厳重な梱包をお勧めします。
単に雨で荷物が濡れるのが嫌だからと言って、引越しを延期したり中止したりすると、キャンセル料が発生してしまいますので注意してください。(前日のキャンセルは運賃の10%・当日のキャンセルは運賃の20%)

但し、大雪や台風などの交通に大幅な支障が出る恐れがある時場合などは、引越し業者の判断又は双方の同意の上で引越しは延期になる可能性もあるかもしれません。
台風など、天気予報で事前に分かっている場合は、引越し業者と早めの連絡・調整を行いましょう。

電話での見積りよりも高い請求額だったのですが?

実際に行われた引越しの内容が、電話で説明された条件(荷物の量・付帯サービス・荷造り作業の責任範囲など)のとおりならば、電話で約束された運賃・料金等になります。
これ以上の費用を支払う必要はありません。
ただし、追加費用が発生する作業をが行われた場合は、当然その分の費用も追加料金として発生します。
この場合、電話で合意をした条件と異なっているために、見積書に含まれていない追加作業(追加料金等が発生する作業)を行う場合は、引越し業者はその旨を作業前に説明し、了解を得ることが必要です。(引越約款 第19条)

なお、電話での見積り(口約束)では、言った言わないの水掛け論になりかねません。
見積り内容はきちんと書面でもらうことをお勧めします。

引越しの見積りサイトをいくつか見てみたのですが、どのサイトも個人情報を入力しなけなければならないので躊躇してしまいます。おおよその料金が知りたいだけでいちいち個人情報を教えなきゃいけないのですごく抵抗があります。大まかな引越し料金を確認する方法はありませんか?

こちらサイトでは、個人情報を入力することなく、引越し業者の見積り料金比較が可能になっています。
個人情報を入力せずに引越し見積り料金を比較する
移動先のサイト内【今すぐネットで料金比較】ボタンをクリックしてみましょう。
もちろん、大まかな現住所や転居先の住所などの諸条件を入力しなければ金額を算出することはできませんので、ある程度の入力は必要ですが、個人情報を入力することなく各引越し業者の見積り料金を比較することができます。
入力する内容は、ざっと下記のとおりです。
現在の住所(番地まででOK)と建物のタイプ
引越し先の住所(町名まででOK)と建物のタイプ
家具、家電、段ボール、その他の荷物の数量
何社か見積りそれらの見積り料金を確認したうえで、気に入った業者があればそのままネット予約も可能です。
その場合にだけ、個人情報などの更に詳細なデータを入力すればOKです。
今まで、質問者さんのように
「個人情報を多くの業者にさらすのがイヤ。」
「引越しのセールスの連絡が来るから情報を入力するのがイヤ。」
といった、方にはピッタリのサービスですので、「おおよその金額の相場が知りたいだけ。」といった方は、こちらのサイトを利用して気軽に料金の相場を調べてみてはいかがでしょうか。

個人情報を入力せずに引越し見積り料金を比較する

こちらのサイトから左側のオレンジ色の【今すぐネットで料金比較】ボタンを押してみて下さい。住所の入力画面に移動します。

安い引越し業者に決めるための第一歩です。

安い引越しを実現するために、まずはできるだけ多くの引越し業者から見積りをとる。ことがポイントです。

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