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結婚して半月。
とりあえず千葉の社宅に引っ越してから、主人の新赴任先である名古屋への引っ越しでした。　
すでに引っ越しが分かっていたので、必要最低限の荷解きしかせず、荷造り作業もほとんどありませんでした。
引っ越し費用は全額会社負担で会社指定の業者だったので、私たちは選定作業もなく、楽々引越しのはずでした。
一応の見積もりに現れた方は背広をビシッと着こなすビジネスマン。
話し方もスマートで、何の心配もなく当日を迎えました。

やってきた作業員は４名。
２０代後半から３０代前半と思われる頼りがいのあるリーダー、大学生のアルバイトと思われる若手のお兄さん、リタイア後の再就職かな？？とおもわれるおじいちゃん二人という構成でした。
でもいざ引っ越し作業が始まると、リーダーがビシバシとおじいちゃん二人を叱責し、おじいちゃんたちは必死に作業するも追いつかず・・・、なんだか立ち会うのも居た堪れない気持ちになりました。
あまりにも要領が悪いので、ちょっとお手伝いをしようかなっと思ったら「私たちの仕事ですからっ」っと私まで怒られる始末。
今考えれば、いろいろなクレームの多い仕事柄ルールが徹底されていたのだと思うのですが・・・。

なんだか気分的に疲れたなぁ・・・、っと思いながら翌日は名古屋で荷受け作業でした。
でもビックリ！！
人が変わったのに、千葉と同じ光景が繰り広げられていたのです。
やっぱり繁忙期は、みんなカリカリするのでしょうか・・・。
叱責され続けたおじいちゃんが
「私だって一生懸命やってるんだよ！！」
っと叫んだ姿が印象的でした。

テレビの梱包も完璧、家具に傷もなし、段ボールも指定日に回収に来てくださり、引っ越しについては何の不満もなかったのですが、もうちょっと居心地の良い雰囲気で作業していただけたらよかったなぁ、っと思います。