アイテム別 荷造りの方法

洗濯機

洗濯機

洗濯機の中の衣類はもちろん、洗濯機の中の水も完全に抜いておきます。
ホース中の水も全て抜いておき、留め具にかけてガムテープなどでしっかりと固定しておきましょう。
アースやコンセントコードなどは、紛失防止のために洗濯槽の中に入れておくのも良いでしょう。
洗濯機の取り付け・取り外しは、引越し業者が無料で行ってくれる場合が多いようです。
中には有料サービスとしている引越し業者もありますので、事前に確認しておきましょう。
私の経験では、取り外し、取り付けとも無料でやってもらえましたが、
「大丈夫だとは思いますが、万が一取り付け後の水漏れ等があっても保障はできません。それでも良ければサービスで取り付けます。」
と念を押され、了解して取り付けてもらった記憶があります。
ちなみに、その後の水漏れはありませんでしたよ。
なお、使用している洗濯機が大型のものである場合は、転居先の洗面所等の設置場所へ搬入が可能かどうかは事前に調べておいたほうがよいでしょう。

 

大型家具

タンスやベッドなどの大型家具の場合、中身を別にしておけば、引越し業者さんが傷つけないように養生をしてそのまま運んでくれますので、基本的には梱包の必要はありません。
もしもこれらの大型家具の分解や組み立てをする場合には、一人では困難な場合が多く、また広い場所を必要とします。
無理にやろうとすると部屋や家具に傷をつけてしまったりといったリスクがありますので、自分で分解や組み立てを行う場合は、慎重に行ってください。
数千円の有料対応にはなりますが、業者に依頼することもできますので、これも検討してみてはいかがでしょうか。
専用の工具が必要となる場合もありますので、付属していた工具類は無くさないように保管しておくよう注意しましょう。

 

机・タンス・その他の引出し類

机・タンス・その他の引出し類の中身については、引越し業者は引出しごとそのまま運んでくれるとは思います。
ですが、箱詰めもせず、しかも蓋のない引出しのまま搬送すると、中身によってはトラックの中でに散乱してしまう恐れがあります。
この際ですので、忘れられたまま引き出しの中で眠っていた不要品などを処分し無駄なものは処分してから、必要なものだけを箱詰めして運んではいかがでしょうか。
引出毎に荷造りをしておけば、後で戻す時も便利です。
また、空になった引出しは移動中にタンスなどの家具の本体から飛び出さないように固定しておきましょう。
但し、ガムテープなどの粘着力の高いもので固定すると、いざ剥がす時に家具の塗装が剥げてしまったり、接着剤が取れないなどのトラブルを招く恐れがありますので、紐で縛って固定したほうが良いでしょう。

 

衣類

コートやスーツなどは引越し業者の用意するハンガーBOXのそのまま入れれば済むと思います。
ですので、梱包の必要はなくハンガーごと運ぶことが可能です。
ハンガーBOXは畳んだりシワがつくことなく運べるので大変便利なのですが、引越し業者によって用意していないところもありますので、見積もり時点でハンガーBOXの有無を引越し業者に確認しておくとよいでしょう。
なお、衣類は軽くてかさ張りますので、大きい箱にめいっぱい詰めても問題ありません。
プラスチックの衣装ケースは衣類を詰めた状態でそのまま運べますので、梱包の必要はありません。
着物など特別な衣服には専用の段ボールやケースを用意してくれる引越し業者も多いので、これも見積もり時に引越し業者に確認してみましょう。

 

冷蔵庫

冷蔵庫は梱包の必要はありません。
製氷皿の氷や水を忘れずに捨て、前日の夜にはコンセントを抜いて扉は開放しておきましょう。
もしも冷凍庫に霜が付いている場合には、霜が溶けるまで時間がかかりますので注意して下さい。
冷凍室の霜が溶けて水が出ると、他の大切な荷物を濡らしてしまうかもしれません。
引越しまでには全ての中身を出しておく必要がありますので、引越しが決まったら冷蔵庫の中の食料を計画的に消費していきましょう。

 

エアコン

エアコンの室内機と室外機は、管が壁を突き抜けるように設置してつないであります。
管の中にはガスが充填されており、取り外しや取付を素人が行うのは難しいので業者にお願いしましょう。
大抵の引越し業者はオプションで対応していますが、家屋の状態や様々な条件によっても金額にはかなりの幅(10,000円~40,000円程度)があるので、見積り時に確認しておくとよいでしょう。

 

石油ストーブ・石油ファンヒーター

灯油が流れ出してしまうと、他の荷物が駄目になってしまいますので、灯油製品には細心の注意を払って下さい。
灯油タンク内の灯油と受け皿に溜まっている灯油は完全に抜いておいて下さい。
さらに空炊きをして、灯油が中に残らないように念には念を入れて注意しましょう。
但し、ストーブ(ファンヒーター)のタイプによって空炊きの方法は違いますので、それぞれの取扱説明書や注意書きに従って正しい方法で行って下さい。
一酸化炭素中毒に注意し、十分に換気をしながら行いましょう。

 

ガスコンロ・ガステーブル

ガスコンロの状態にもよりますが、まず掃除がけっこう大変です。
こびり付いた汚れや焦げ、錆などを十分に落とし、接続されているゴム管を取り外しましょう。
なかなか取替えない方が多いようですが、ゴム管の寿命は約3年程度とされています。
ヒビが入っているものなどは必ず新しいものに交換して下さい。
ゴム管には製造年がありますので、確認できると思いますが、引越しをするこの機会に新しいゴム管に交換してしまうことをお勧めします。

 

ガスコンロは、プロパンガス用のものと都市ガス用のものとに分類でき、既存のガステーブルがそのまま新居で使用できるとは限りません。
ガスコンロにはその機器が対応しているガスの種類の記載されたシールが貼ってありますので、必ず確認して下さい。
ガスの種類が変更になる場合には、ガスコンロを買い替え交換するか、又は調整の必要がありますので、転居先のガス会社に見てもらうと良いでしょう。
ガスの種類を間違えると、火災や不完全燃焼の原因となりますので、注意して下さい。

 

【プロパンガス】
「LPG」「LPガス」とも呼ばれ、ガスの性質は全国共通です。

 

【都市ガス】
都市ガスは、更に細かく13A・12A・6A・5C・L1・L2・L3の7種類のガスに分類されます。
東京ガス・大阪ガス・東邦ガス・京葉ガス・西部ガスなどの主要な都市ガス供給会社では、13A・12Aを供給しています。13Aと12Aはガスの性質が極めて同質であるため、ガス器具は兼用対応で製造されています。
一部の都市ガス供給会社では、6A・5C・L1・L2・L3といった熱量の異なる都市ガスの種類があります。
6A・5C・L1・L2・L3のガスを利用する場合、13A・12A用のガスコンロは使用できません。

調味料

密封できない調味料や醤油差しなどは、中身を捨てずに箱詰めすることは避けましょう。
個別にビニール等で包んでおくとより安心ですが、私の個人的な意見では万が一の事を考えると、これを機会に全て新しく買い替えてしまったほうが他の高価な荷物などを汚してしまうリスクを考えると、後悔をしないで済むのではないでしょうか。
中身が漏れて例えば布団や衣類を汚してしまったらきっと後悔します。
また、ビン類などを詰めた箱には必ずワレモノと明記することを忘れないでくださいね。

 

本・雑誌・レコードなどの重たいもの

本・雑誌・レコードなどの重たい荷物は、引越し業者指定の段ボールや小さめの箱に入れるようにします。
本ならば寝かせて、レコードであれば立てて箱詰めし、隙間のないように入れます。
レコードの場合には上蓋とレコードとの間に緩衝材や丸めた新聞紙などを入れ、段ボール箱の積み重ねに対して増強し、割れるなどの損傷を防ぎましょう。
たくさん詰めすぎると箱の底が抜けてしまうことがありますし、「荷造りのコツ」の部分でも述べましたが、自分で持てないような重さの段ボールは、引越し作業員も持てないということを理解して梱包をしてください。

 

食器・ワレモノ・ビン類

「ミラーマット」とという食器専用の緩衝材がありますので、まずはこれをお勧めします。
無いようであれば新聞紙でひとつひとつ包み、食器が欠けないようにします。
お皿は平らに積み重ねると下の食器に全ての加重がかかり割れてしまう確率が高くなるので、立てて並べて梱包します。
一通り梱包し終わった後は、箱をゆすって隙間を確認してみます。
ガチャガチャと音が鳴るようであれば、隙間に緩衝材や新聞紙などを詰めて食器同士がぶつからないようにします。
食器は詰めすぎると重くなりますので、小さめの箱を使用してください。
なお、箱の外側には目立つように「食器」「ワレモノ」と書き、誰が見てもそ分かるようにしておきましょう。
なお、食器・ワレモノ・ビン類を入れた箱の上に重たいものなどを置かないように、箱のフタはせずに中へ折り込んで置くことをお勧めします。

 

テレビ・オーディオ機器

アンテナや配線などを放置し、引越し業者にそれを着脱してもらうことになると、これは基本的には有料になってしまいます。
コンセントや配線はあらかじめ抜いておき、コードがバラバラになって足に引っかかったりしないように電化製品本体に張り付けておくとよいでしょう。
コンセントの抜き差しくらいなら引越し業者もサービスで対応してくれるでしょうが、引越し業者の仕事は機器の運搬と設置までであることは忘れないで下さい。
簡単な配線であればサービスで引き受けてくれる業者も多い様ですので、自分で配線をする自信がない方などは、見積もり段階で引越し業者に頼んでおくといいでしょう。
なお、このようにサービスで対応してもらう内容については、必ず見積もり書に記載してもらって下さい。

 

パソコンなどの精密機器

購入時の箱があればその箱に入れればよいでしょう。
箱がなければ引越し業者が梱包してくれます。
配線についてはテレビやオーディオ機器と同様にオプションサービスです。
テレビやオーディオ機器と同様、コンセントや配線はあらかじめ抜いておき、パソコン本体に張り付けておきましょう。
ただし、パソコンは精密機器ですので、万が一の時のために必ずバックアップをとっておくこと、若しくは念のために、引越しのトラックに積むのではなく自分の手荷物として運ぶほうが無難だと思いますが、そこは各自の判断にお任せします。
なお、Internet接続までパッケージにしたパソコン設置サービスを有料で提供する業者もあるようです。
苦手な方などは検討してみて下さい。

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